交通事故から保険を受けるまでの流れー

自分がしっかり運転・歩行をしていても、相手の不注意で交通事故に巻き込まれることもあります。交通事故は嫌ですよね。それに、交通事故も嫌ですけど、その後の保険の請求もややこしいです。事故に巻き込まれた被害者なのに保険金を貰うまで苦労します。今回は私の交通事故(被害者)の実体験を通してわかった、保険の流れとアドバイスを記載していきたいと思います。

 

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まず私の事故を簡単に説明すると、

「バイク(125㏄PCX)を運転していた私がT字路の直線の右から走っていました。すると、一時不停止で軽自動車が右折をしてきて、私のバイクと衝突してしまいました。」

こんな感じです(-"-)

 

この事故での事故責任は私:相手=1:9でした。この事故責任がのちのち保険金の値段に関わってきますので重要です。今回の事故は私は普通に運転していただけで、何も悪くないのに1の事故責任っておかしくない!?って思っています。でも、完全停止している状態や相手が中央線から大きく出てきての事故じゃないと0:10にはならないみたいです。おかしな話です!! でも、事故責任で納得いかないときは絶対に強く言い続けて下さい。0:10にはならなくても強気で出れば、事故責任を考慮する場合があります。

 

では、事故を起こした後の保険の流れです。

 

【相手からお金を請求する場合】

基本的に相手からお金を請求するのは難しいです。それは保険会社が相手に「金銭のやり取りはしないように」と言うからです。お金を請求されても払ってはいけません。と言われるので相手は被害者にお金を払いません。保険会社は自分の保険加入者が事故のときにお金を負担しないように日頃からお金をもらっているので、事故のときにかかる費用は保険会社が出します!というスタンスです。事故を起こしているのに相手にとっては痛くも痒くもないということです。(警察の罰金と減点以外)

なので、もし相手からお金をもらうのであれば、保険会社が相手と関わる前に交渉して受け取る形になります。

 

【保険会社からお金を請求する場合】

多くのパターンがこちらになると思います。一つ一つステップを分けて説明していきます。保険会社からお金を請求する場合としては、物が壊れて保証をしてもらう物損保証】と、人が怪我をして通院や仕事に影響を与えて損害を受けた【人損保証】があります。

 

*交通事故は、人が怪我をして車やバイクが壊れたときは物損事故と人身事故のどちら  でも扱うことができます。この場合物損事故の方が簡単ですが、人身事故にしておくこと方が後々有利です。診断書や警察に言って面談を受けたりする必要がありますが、人身扱いにしましょう。

(人身扱いにするのに必要な書類)・診断書 ・ハンコ ・免許証 ・自賠責の書類

 

・物損保証を請求する場合

基本的に壊れた全ての物を請求できます。車・バイクはもちろん、服・鞄・靴・持っていた荷物などなど…。車やバイクは製造月日と走行距離から計算してそのときの価値の分だけ保証してくれます。それ以外の物は買ったときの価格で保証してくれます。このとき昔買ったレシートなど、価値を証明する物が無くても大丈夫です。許容範囲内の金額を書いていれば通ります。保健会社から送られてきた物損請求書に、壊れた物・金額・購入日を書いて、壊れた物の写真をメールで送ればOKです。(ほんのちょっとの傷や汚れでも保証してくれます笑)そして、バイク・車・壊れた物の全ての費用を最後、事故責任の分で分けるんです。

 

例えば…自己責任が1:9  物損の総合計が100万円だとすると、自分に責任が1あるので9しか保証してもらえません。なので、もらえるお金は90万円ということになります。

 

・人身保証を請求する場合

これは治療にかかった通院代・慰謝料に相当するものです。だいたい一回の通院で4200円ほどもらえます。診察代はかかりません。治療と言っても、10分電気をだけでも、軽くマッサージを受けるだけでも、通院に相当します。そいうことは…病院に行けば行くだけ慰謝料はもらえます。なので、保険会社はできるだけ通院を早くやめさせようとします。だいたい打撲で頑張って3ヶ月、骨折で6か月ほどです。大変ですが、行けば行くほど貰える額は上がります。後からでも請求できますので、請求書は保管しておきましょう。

 

怪我で仕事を休んだ分も保証されます。去年の給料明細の内容から一日あたりの金額が計算されます。事務の人に記入してもらいます。送られてきた書類を事務に提出したら書いてもらえます。

 

 

これからのお金は事故を起こしても、なかなかすぐにはもらえません。時間がかかります。なので、慌てることなく、まずは自分が加入している保険会社に連絡をして、今後の動きを聞き、治療や交通費などでかかった請求書を保管しておくことが大切です